病院経営における人材・コストの大半を担う看護部門は、今や改革の対象ではなく、病院変革の出発点です。
ただし、現場任せ・看護部門任せの取り組みでは、改善は一過性に終わり、組織としての成果には結びつきません。
本セミナーでは、経営企画室が看護部門と連携し、改革の設計・支援・推進を担う「共創型体制」を構築することで、人材制約下においても継続的な経営成果(離職防止・稼働率向上・コスト最適化等)を上げる方法を、事例とともに解説します。
医療提供体制の再編や診療報酬改定が続く中、病院の競争力は“現場主導の改善”をいかに“戦略”としてマネジメントできるかにかかっています。
現場と経営をつなぎ、病院全体で成果を出すための具体策をお届けします。
・なぜ看護部から病院改革を始めるべきなのか?
・看護部門だけでは経営改善が成功しない理由とは
・経営企画室が、看護部門とどう連携すれば改革が“経営成果”に結びつくのか
・実際に効果が出ている病院では、何を変えたのか?
これらの問いに対し、「収益・質・やりがい」を両立させるヒントをお届けします。
■ こんな方におすすめです
・300床以上の看護部門の改善を、経営レベルで捉え直したい経営層・経営管理室の方
・この1年間で、現場任せの改善が成果に結びつかなかった看護部、経営管理室の方
・忙しい現場に手を打ちたいが、具体策が見えずに悩んでいる看護管理部
・人が減少する中でも、収益・質・やりがいを高めたいと考える方
・経営改革を**“看護部から始める”という視点に興味がある方**
■ セミナーで得られること
・看護部門の改善が、経営成果に直結する理由が明確になります
・「効率化=人員削減」という誤解を解き、“限られた人材を活かす投資”としての改善視点が得られます
・ 経営企画室と看護部が連携し、継続的に改善が回る体制のつくり方がイメージできます
・他院の成功事例から、自院でも活かせる具体的な施策やヒントが得られます
日時 | 2025年7月24日(木)13:00~13:50(接続開始12:45) |
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会場 |
Web無料開催 |
参加費 | 無料! |
定員 | なし |
対象 | ■ 病院経営層 • 理事長、院長、事務長など経営の意思決定を担う方 • 看護部門を含む経営資源の活用を戦略的に考えたい方 ■ 経営企画室の管理職 • 看護部門を含む経営資源の活用を戦略的に考えたい方 ■ 看護部門の管理職 • 看護部長、副看護部長、看護副院長など組織マネジメントに関わる方 • 自部門の改善を病院全体の成果に結びつけたい方 |
主催 | 株式会社日本経営 |
共催 | |
協賛 | |
内容 | 第1部:なぜ「看護部から」なのか? ― 経営成果を最大化する“改善の起点”は看護部門にある― ・人的資本の6割を占める看護部門の構造的な重要性 ・離職、業務過多、非効率…放置がもたらす経営リスク ・“看護部の問題”ではなく、“病院の経営課題”として再定義する視点 第2部:なぜ看護部だけでは成果が出にくいのか ― 「現場に任せれば進む」は幻想。改善を止める3つの誤解― ① 現場丸投げ型(改善を「現場でやっておいて」と任せきりにし、経営や他部門はノータッチ) ② データ偏重型(業務量調査や数値管理だけに依存し、現場の声や感情、実態と乖離) ③支援不在型(経営が評価せず、仕組みの支援がなければ、組織成果にはつながらない。) 第3部:「改善」が続く病院と、続かない病院の違い ― 改善が“文化”として根づく病院の仕組みとは ― ・改善が定着する病院が必ず押さえている5つのポイント └ 経営層の関与、改善チームの構造、現地現物、ツール、PDCA ・経営企画室が行う改善推進室の役割(看護部から他職種へ波及する改善文化のつくり方) ・現場の努力を成果に変えるのは、経営の責任。 |
備考 | ・受付は、開催日の前日16時で締め切らせていただきます。 ・お申し込み前に、セミナー参加時のお願い及び注意事項をご確認ください。 |
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