
少子高齢化や医師の働き方改革、人手不足など、病院経営を取り巻く環境は大きく変化しています。相次ぐ最低賃金の引上げは経営に影響を及ぼす一方で、職員の定着や意欲向上を通じた組織変革の好機ともなり得ます。持続可能な地域医療を守るためには、この変化を成長の契機として捉える視点が重要です。また、病院の戦略を実現し、安定した収益を確保するためには、医師の協力が不可欠です。従来は聖域とされてきた医師の人事評価やマネジメントも、病院全体を一体化する仕組みとして再構築が求められています。本セミナーでは、医師とその他職種それぞれに焦点を当て、実践的な人事制度設計の手法を豊富な事例とともに解説し、「強く、しなやかな組織」づくりの道筋を提示します。
| 日時 | 東京会場:2025年12月12日(金)10:30~14:30 ※12:00~13:00お昼休憩 (開場開始10:20~) |
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| 会場 |
〒140-0002 東京都 品川区東品川2-2-20 天王洲オーシャンスクエア22F
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| 参加費 | 無料! |
| 定員 | 30名 ※1法人あたり3名まで申込受付中 |
| 対象 | 理事長・院長・事務長・経営幹部層 |
| 主催 | 株式会社日本経営 |
| 共催 | |
| 協賛 | |
| 内容 | 【第1部】医師以外の職種の人事制度設計:賃上げ時代に職員のモチベーションを最大化する仕組みづくり ① 組織マネジメントとガバナンス ■ 理想の組織づくりのためのフレームワーク ■ 人事制度(等級・教育・評価・賃金)の全体像 ② 人事制度設計の論点 ■ 役職ごとの役割・責任を等級制度で明文化する ■ 昇進・昇格の見極めとガバナンス ■ 役割が変われば教育が必要、等級制度から教育体系を整備する ■ 役割遂行を振り返る、長所伸長・課題是正のための評価制度 ■ なぜかやられていない、人事評価を使った効果的な人材育成法 ③ 賃金制度設計とモチベーション向上 ■ あなたの病院は大丈夫? 賃金制度のリスクチェックと最低賃金アップへの対応 ■ コスト増を避け、職員の意欲を引き出す 担っている役割・責任・仕事に応じたシンプルな給与制度設計 ■ 賃上げをチャンスに! 職員のモチベーション向上に繋げる、評価と連動した賃金設計の具体的手法 【第2部】医師の人事制度設計:病院規模に応じた医師マネジメントシステムの導入と運用のポイント ① なぜ医師マネジメントが必要なのか ~病院を取り巻く環境~ ② 規模別の医師マネジメントに関する課題と求められること ■ 中小規模病院での医師マネジメントのポイント ■ 大規模病院での医師マネジメントのポイント ③ 医師の貢献度を定性的に評価する際のポイント ■ 評価項目・評価段階の設計ポイント ■ 多職種からの多面的な評価を実現する方法とは ④ 医師の貢献度を定量的に評価する際のポイント ■ 稼働率に応じて決まる、最も重要な病院共通項目とは ■ 業績に直結する診療科別目標の設計方法とは ■ 目標値の妥当性を担保する「内的妥当性」と「外的妥当性」とは ⑤ 医師の貢献度に合わせて処遇反映のポイント ■ 医師確保を後押しする複線型人事制度とは ■ 処遇反映方法と原資のつくり方とは ⑥ 医師マネジメントシステム導入における好事例 本セミナーは、午前・午後の2部構成となっており、お昼の休憩時間には「ランチ名刺交換会」を予定しております。お昼ご飯は弊社がお弁当をご用意いたします。なお、セミナーは午前・午後どちらかのみの参加でも問題ございません。 貴院の課題やご関心に応じて、必要なプログラムにご参加ください。 |
| 備考 | ・受付は、開催日の前日16時で締め切らせていただきます。 ・お申し込み前に、セミナー参加時のお願い及び注意事項をご確認ください。 |
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