病床を持っていても、受け入れられなければ収益は生まれません。
人を採用しても、仕組みが整っていない職場は、いつまでも忙しいままです。

いま急性期病院では、「病床が埋まらない」「人が揃わない・定着しない」という二重の課題が顕在化しています。現場では、
• 病床は空いているのに受け入れが止まる
―看護部が繁忙で、安全に受け入れられる状態が確保できない
• 10対1に転換しても人件費が下がらない
―業務の流れが変えられず、人を減らせず固定費が維持されたまま
 • 繁忙により看護師の離職が続く
 • 採用しても育たず・定着しない
という、“人が揃わず、揃っても動かない”構造が経営リスクとなっています。
本セミナーでは、看護部を起点に
1 .稼働病床を安定的に動かす
2 .自然退職+採用抑制で人員とコストを整える
3. 生まれた余力をDX・人材育成に再投資する
という、人と病床を動かす経営モデルを解説します。
看護部はコストではなく、最大の経営エンジンです。
人が集まり、育ち、動き続ける病院をつくるための実践と仕組みづくりの方法をご紹介します。

日時 2025年12月18日(木)13:00~13:45(接続開始12:45)  
会場
Web無料開催
参加費 無料!
定員 なし
対象 • 稼働が上がらず、空床損失を解消したい経営者、経営層
• 10対1転換後の人件費適正化の道筋を描きたい経営者、経営層
• 現場負担を増やさず離職を止めたい経営者、経営層
• DX・人材投資の原資を生みたい経営者、経営層
主催 株式会社日本経営
共催
協賛
内容 第1部|病院経営を止める構造課題の正体
① 病床はあるのに受け入れられない
・看護部繁忙=安全確保の限界=実質的な稼働制限
② 7対1から10対1転換でも人件費が減らない
・業務構造が変わらず“減らせない体制”のまま
③ 採用難 × 定着しない × 離職が進む現場
④ 「揃わない・揃っても動けない」病院の構造リスク

第2部|看護部を起点に動かす3つの可能性
① 稼働病床を増やす
・「受け入れられない病棟」を「動く病棟」へ
・ 看護部が動けば病棟が動き、病院が動く
② 人員配置を再構築する
・ 業務改善→余力創出→自然退職+採用抑制
・ 穏やかに人件費を最適化し、現場の余裕も確保
③ 利益を未来へ再投資する
・ DX(記録支援/可視化/AI)、 人材育成(リーダー育成)、 地域連携(退院調整・情報連携)
・ 利益が生まれ→活かされ→再び利益が生まれる循環へ

第3部|動く病院をつくる8ヶ月実行モデル
① スタートは病棟の日常改善から
・まず「余力」をつくる
② 8ヶ月ロードマップ
・ 準備期:現地現物と業務の可視化
 VSM/ムダ分析で看護業務を見える化し、改善ポイントを設定する。
・ 実践期:短サイクル改善と標準化
 2週間PDCAと可視化・キャッチボールで現場を動かし、
 成果を標準化しつつ横展開へつなぐ。
・ 定着期:成果共有と再投資設計
・改善文化の定着
・現場・師長・経営層が役割を持つ仕組み
・「やらされる改善」から「動くチーム」へ
備考 ・受付は、開催日の前日16時で締め切らせていただきます。

・お申し込み前に、セミナー参加時のお願い及び注意事項をご確認ください。

兄井利昌

株式会社日本経営
東京支社 業務プロセス改善コンサルティング事業部部長 米国認定リーンコンサルタント
(株)日本経営において東京病院組織・人事コンサルティング部門の責任者として、厚生労働省からの委託事業としてタスク・シフティング等の医師の働き方改革に関連する勤務環境改善にかかる調査研究を実施。15年以上に渡り医療機関の人事・労務・その他組織開発に関わるコンサルティングに従事し、医師の働き方改革支援コンサルティングにおいては、医師と協同した改善活動や働き方改革の意義・目的の周知等豊富な経験を有す。

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