「職員はみんな頑張っている。なのに、なぜ空床が埋まらないのか?」地域に根差し、治し、支えるこうした病院において、経営層がいくら「収益化」や「生産性」を叫んでも現場が動かないのは、職員の能力不足ではありません。職種間のセクショナリズムや、マネージャー層のプレイング業務による部下との対話不足が原因で、組織全体が「指示待ち組織」(過度なルーティン化で自発的な思考・実行能力を失う状態)に陥っているからです。

 こうした組織状態に対し、体系的なマネジメント教育もないまま管理職層に数値目標だけが渡されてしまいがちです。 とりわけ 「臨床」を追求する真面目なマネージャー層 ほど、数値の意味を自分の言葉で部下に説明できないまま、上下の板挟みの中で疲弊し、「結局、自分には何もできない」と心を閉ざしてフリーズしてしまいます。 必要なのは、マネージャー層に数値目標を渡すだけでも、知識だけを教え込むことでもなく、「経営目標」を自分の言葉に翻訳し、部下との対話を通じて自発的な行動へと繋げていく力を、現場で身につけてもらうことです。
 
本セミナーでは、多忙な100〜200床規模の病院で頻発する「指示待ち組織」から脱却し、「自律型組織」への変革もたらすための、経営層による「対話」と「伴走」で現場を覚醒させるアプローチについてお届けします。ランチタイムのオンライン開催にて、明日からすぐ実践できる内容です。

日時 2026年9月24日(木)12:00~13:00(接続開始11:45)  
会場
Web開催
参加費 無料!
定員 100名
対象 病院の経営層(院長、事務長、看護部長、診療技術部長)
主催 株式会社日本経営
共催
協賛
内容 第1部:なぜ、「数値目標」を掲げるほど100〜200床病院は“指示待ち組織”化するのか?
 • 経営層の「稼働向上」と現場の「これ以上無理」がすれ違い、現場がフリーズする構造的要因
 • 「私たちの顧客は誰か?」医療の質(顧客満足)と収益(結果)を一致させるための方法

第2部:まじめな職員を潰してしまう、病院現場の「NGマネジメント」
 • 【ケースA】「現場の苦労を知らない」と心を閉ざしてしまう「対話(6W2H)なき丸投げと放置」
 • 【ケースB】ミスの過剰叱責やマイクロマネジメントが引き起こす、部下を潰すマネジメント
 • 【ケースC】「自分でやった方が早い」から抜け出せず、プレイング業務に埋没するミドルマネジャーの限界
 • 3つのケースの共通項(まとめ)

第3部:「人」を責めず「仕組み」を責める。人材育成や定着のための人事制度
 • なぜ、優秀なプレーヤースキルだけでは限界があるのか?
 • 基準を設計し、自律を促すための評価・定着の仕組みづくり

第4部「対話」と「経営層の伴走」で現場を覚醒させる自律型組織アプローチ
 • 管理職に求められる『真摯さ』
 • リソースが限られた病院だからこそ必要な現場を巻き込む全員経営
 • 「どうせ変わらない」という現場の諦めを、当事者意識に変える30分の対話術
 • フィードバックの黄金比と、貢献実感を育む「Iメッセージ」
 • 単なる数値管理を脱する「目標設定」と「伴走支援」
 • 人ではなく「プロセスと環境」を変える!経営層と外部伴走者が一体となるサポート体制

第5部:【実践事例】「良質な医療」と「収益(稼働・単位数UP)」を両立させた変革ストーリー
 • 「これ以上はできません」という臨床の意見を否定せず、なぜ単位数UPが「患者への医療の質向上」に直結するのかを翻訳した対話の実践
 • 心理的安全性を高め、自律的な挑戦を引き出した外部ファシリテーター(伴走者)の介入ステップ
 • 明日から経営層・管理職が実践できる、即時リアクションを含む「信頼構築の5つの基準行動」
備考 ・受付は、開催日の前日16時で締め切らせていただきます。

・お申し込み前に、セミナー参加時のお願い及び注意事項をご確認ください。

岡樹

株式会社日本経営
組織人事コンサルティング部
医療従事者として急性期から慢性期まで幅広い医療現場を経験したのち、管理職としてのマネジメント経験を活かし、組織成長や人材育成を主軸とした業務に従事すべく(株)日本経営へ入社。組織人事コンサルタントとして、「現場と経営層の想いを繋ぐ」をモットーに組織に入り込んだ伴走支援を掲げている。

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